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一家団結 vinoasia.comワイナリー訪問記 [vinoasia]

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Napa滞在の2日目に訪れたThe Yates Family Vineyardは “Napa Redwoods”で有名なMayacamas Mountainsの丘に位置しています。
丘を上がっていく途中で、がブドウ園の中を駆け回るためのトラック(バイク?)に乗っているワインメーカーであり一家の娘さんであるWhitneyにばったり。照りつける太陽の下、ロングヘアをポニーテールにまとめ、キャップを被って男勝りに農業に携わる彼女はきらきら輝いてる笑顔でとてもチャーミングでした。
元々、このワイナリーは1880年、Nicholas Streichが上の二人の息子と一緒にブドウ栽培とそのブドウからワインを作るためにドイツから移民としてやってきましたことから始まりました。彼らは小さな木と石でできたワイナリーからスタートし、1902年にはより大きくて立派なワイナリーを作りました。現在、そこは当時の典型的なワイナリーの面影を残す"ゴースト・ワイナリー”としてとてもいいコンディションで残されていて、大変貴重な存在です。そのワイナリーで前の週末にWhitneyウェディングをされたとあって、まだ地面に花びらがたくさん落ちていました。200人近い招待客に祝福され、とてもいいお式だったそうです。家族で大切に引き継ぎ守っている場所で、また新しい出発ができるなんて本当に素敵だなー。
当時使われていた機械や樽がそのまま残っていて、まるで博物館みたいでした。ひんやりと静かにたたずむ床や壁、空気はくんくんしたら当時の香りがよみがえってきそうで、厳かな気分になりました。



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↑当時のコルクを詰める機械



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↑禁酒法時代のサイン ワインではなくグレープジュースと書いてあります


標高1200フィートの険しい丘側にあるブドウ園は35エーカー。それぞれのブロックは異なる太陽の光の加減と、微気候、火山性土壌で、それらの要素はブドウにユニークな特徴を与える役割を果たしています。気温の上昇する時期は、非常にリッチでフルーツの味が濃縮されたブドウを熟成させます。手作業で丹精込められた畑と、気候と土壌の完璧なコンビネーションが、類稀なる高品質のブドウの生産を可能にするのです。


1950年からYates一家がブドウを育て、家族や友人のためだけにワイン作りをしています。そしてそれ以外にも地元のワイナリーにブドウを提供しています。Yates一家(お父さんのMichael、WhitneyとMaryの二人の娘さんたち)のプロデュースするワインはエキゾチックな花々を髣髴とさせる芳醇なアロマ、ブラウンスパイスと深いその土地のミネラルを感じることのできるクラッシックなワインです。ワインを取り巻く気候や土壌などの環境、作り手とその歴史、様々な要素が複雑に絡み合って大変貴重で特別なワインを生み出しています。そのためにもYates一家は自然環境に優しいブドウ栽培、ワイン作りにこだわり、大切な自然環境保護に取り組んでいます。


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↑Cabernet SauvignonやMerlotを中心にした赤ワインを生産しています。


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↑Mike


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↑新婚のWhitney


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↑次女のMary マーケティング担当してます。



The Yates Family Vineyardやこちらのワインに関するお問合せはglobal@vinoasia.com もしくは info@vinoasia.com までお気軽にご連絡ください。


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