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Obama VS Palin??? [rana]

今、アメリカのメディアはおよそ2ヵ月後に控えた大統領選の話題でもちきり。
4年前の前回の大統領選は"打倒Bush"だったけれど、今回は民主党(The Democratic Party)か共和党(The Republican Party)の一騎打ち。
McCain(マケイン)氏が副大統領候補に現アラスカ州知事のSarah Palin(サラ・ペイリン)氏を起用することを発表してからその報道は加熱するばかり。
彼女のスキャンダルも飛び出して、メロドラマより面白い人間ドラマが展開されている。
日本では彼女は"44歳のアンジェリーナ・ジョリー似の美人知事"ということが伝えられているけれど、学歴のバックグラウンドを見てみるとジャーナリズムの分野で学士を取得しただけで、実は政治経験も浅くホワイトハウスでの経験がないのだ。もしも仮にMcCain氏が大統領に選ばれ、高齢の彼に何かあった場合、自動的にこのアメリカという国が彼女に委ねられてしまうことを危惧する人は少なくない。
Obama氏がHilary Clinton(ヒラリー・クリントン)を副大統領候補に選ばなかったことで浮いた、白人女性有権者層を得ることを目的にしているのであれば、そう作戦は悪くない。
ただ、この"白人女性"というのは、Peilin氏のように母であり妻であり、『女』であることを誇りに思っている存在をあがめる"Wal-Mart"と呼ばれる層だと言われている。(彼女たちは、一概にシングルマザーであり、低所得者であり、学歴が高くないWalMartで好んで買い物をする層という意味)それに、彼女はどんな理由があろうとも女性の中絶を認めていないため、キャリアがあり先進的な志向を持つ女性たち、また個人の自由を尊重する人々の考え方に反発している様子も見られる。

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ここカリフォルニアは民主党支持者が多いため、今度の大統領選への思い入れも格別。
この8年間、Bush政権でどれだけ、"The United States of America"の地位と威厳が世界の中で貶められてきたかを嘆いている。
イラク、アフガニスタンの二つの戦争に加えて、経済の悪化、不満はたまりにたまっている。
そこに現れた、いろんな意味で新しく、まさしく"CHANGE"を唱えるObama(オバマ)氏は期待の彗星なのだ。

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総理大臣を国民が直接選べない日本と違って、一般市民が直接投票できるとあって人々の関心も比べようもないほど高く、民主党、共和党、それぞろえ支持する政党への思いも熱いのが伝わってくる。

どちらも、いかに自分たちの主張が正しく、相手の主張が間違っているのかを攻撃しあう。
正しい情報と、確固たる信念がないと選挙には参加できないということを改めて感じる。




今回は堅いハナシをしたけれど、ここにいる限り常に "What do you think about our election? What do Japanese people think about our election?"と尋ねられるので、ranaなりの答えを準備しないといけないのでつい。


日本はアメリカの大統領が民主党だろうと共和党だろうと、基本的に従うし仲良くするから
そんなに特別どっちがなればいいって言うのはないのがホントのところなんじゃないかと思う。


☆今日の映画☆
thewomen_poster.jpg
The Women
http://www.thewomenthemovie.com/index.html
That's 女!!という感じの映画だった。
映画館はほぼ99パーセント女性客。(一人だけ奥さんに連れられてきた気の毒なおじさんがいた)
どこの国でも悩むことや考えることは同じで、女はやっぱり女なんだなーと思った。
個人的にはWillSmithの奥さんであるJada Pinkett-Smithがいいキャラだったなーと思う。
男性にはお勧めしない映画です(笑)
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